愛馬初のGⅠ馬 エスポワールシチー 第24戦


重賞7勝、GⅠ5勝の2009年、2010年のJRA賞最優秀ダートホース。

しかし、前走の海外遠征から本調子に戻らず、前走かしわ記念JpnⅠは3着。


6月29日 大井 第34回 帝王賞 JpnⅠ ダート2000mに出走!!

2着/2番人気

さすがに本格化したスマートファルコンは強かった。

しかし、エスポの時計もアジュディミツオーが勝った2006年を除くと
各年の優勝時計よりも速い走破時計。

何も恥じることはない。相手が悪かっただけ。

2着確保に私は安堵。

レース回顧と時計の分析、レース後の佐藤哲三騎手のコメントを掲載。

(2011年7月1日完結)

2011年5月17日立ち上げ

これ以降は5月25日に作成

これ以降は5月25日に作成

●次走は6月29日 大井競馬場 第34回 帝王賞 JpnⅠ ダ2000mを予定

 前走かしわ記念JpnⅠは出遅れが響き3着に敗れた我らが愛馬エスポワールシチーですが、次走は予定通り6月29日 大井競馬場 第34回 帝王賞 JpnⅠ ダ2000m ということです。

 今までなぜか出走してこなかった大舞台ですが、1着賞金が1000万円少なくなった(昨年は7000万円、本年は6000万円)今年、エスポも参戦する予定です。

 今年は前走で後塵を拝したフリオーソやスマートファルコン、先週GⅡを勝ったワンダーアキュートなど超豪華なメンバーが出走を予定しております。これは勝ち負けは別として本当に楽しみですね。

これ以降は6月24日に作成

●気になる帝王賞の出走予定馬(6月24日更新)

出走予定馬表 6月29日 大井競馬場 第34回 帝王賞 JpnⅠ ダ2000m  

出走予定馬及び補欠馬 全10頭 中央出走可能頭数 6頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
エスポワールシチー 佐藤哲三 57.0  5/ 5 かしわJpnⅠ 船橋ダ1600 10
オーロマイスター 吉田豊 57.0  6/11 オアシス OP 東京ダ1600
ゴルトブリッツ 57.0  5/22 東海GⅡ 京都ダ1900
シルクメビウス 57.0  5/22 東海GⅡ 京都ダ1900
スマートファルコン 武豊 57.0  5/02 ダイオJpnⅡ 船橋ダ2400
フィールドルージュ 酒井学 57.0  5/22 東海GⅡ 京都ダ1900
以下補欠馬(補欠順位順) 現在の登録頭数:4頭
ピイラニハイウェイ 57.0  6/11 オアシス OP 東京ダ1600 11 15
バーディバーディ 松岡正海 57.0  6/11 オアシス OP 東京ダ1600
オオトリオウジャ 57.0  5/15 朱雀 16下 京都芝1400
クリュギスト 57.0
地方他地区所属馬(出走枠2頭) 現在の登録頭数:3頭
馬名と所属 予定騎手 性齢 前走 前走着順 前走人気 過去着順
エーシンエヴァン(笠松) 花本正三 牡7
グランシュヴァリエ(高知) 牡6
イーグルビスティー(高知) 戸崎圭太 牡7
ナリタブラック(高知) 本橋孝太 牡9
補欠馬(補欠順位順) 現在の登録頭数:1頭
馬名 予定騎手 性齢 前走 前走着順 前走人気 過去着順
シルクウィザード(福山) 牡8
南関東地区所属馬(出走枠:8頭) 現在の登録頭数:5頭
馬名と所属 予定騎手 性齢 前走 前走着順 前走人気 過去着順
カキツバタロイヤル(船橋) 牡5
シーズザゴールド(大井) 牡4
タートルベイ(船橋) 牡6
ナイキハイグレード(船橋) 牡5
フリオーソ(船橋) 牡7
ボンネビルレコード(大井) 牡9
マグニフィカ(船橋) 牡4
マズルブラスト(船橋) 牡9
補欠馬(補欠順位順) 現在の登録頭数:0頭
馬名 予定騎手 性齢 前走 前走着順 前走人気 過去着順
サイレントスタメン(川崎) 牡5
ラインジュエル(大井) 牝7
ナムラハンター(浦和) 牡6
ケイアイスイジン(大井) 牡6
マッドマックス(大井) 牡5

出走予定馬が辞退した場合は、それぞれの選定区分ごとに補欠馬から繰り上がります。(補欠馬がいない場合は、他の選定区分から繰り上がることがあります)

補欠馬繰り上がり期限
JRA所属馬:2011年6月24日
地方他地区所属馬:2011年6月23日
出走投票:2011年6月26日

6月15日、キャロットクラブ公式HPにてゴルトブリッツの帝王賞回避が発表されました。またフィールドルージュの鞍上に酒井学騎手が決まりました。

6月20日、南関東のカキツバタロイヤル、ナイキハイグレード、フリオーソ、サイレントスタメン、ラインジュエル、ナムラハンター、ケイアイスイジン、マッドマックスの回避により、高知のイーグルビスティーが繰り上がり出走枠に入りました。

6月22日、やや見られるシルクメビウスが右前肢の球節を痛めた為に帝王賞を回避することになりました。オーロマイスターも取り消しました。スマートファルコンの騎手が武豊騎手に決定しました。

6月23日、グランシュヴァリエ、ピイラニハイウェイ、オオトリオオジャ、クリュギストが回避しました。バーディバーディの鞍上が松岡正海騎手にイーグルビスティが達城龍次騎手にナリタブラックが補欠から繰り上がり鞍上は本橋孝太騎手に決まりました。

6月24日、地方他地区所属馬の補欠繰り上がり期限が来た為に、補欠だったシルクウィザードの出走はなくなりました。イーグルビスティーの騎手が戸崎圭太騎手と変更になりました。

これ以降は6月26日に作成

●追い切り情報(6月26日更新)

前走前 4月29日 栗東坂路 重馬場 強めに追う
1回
佐藤哲三
4F 52.5
3F 37.7
2F 24.2
1F 12.2



5月25日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.9
3F 40.4
2F 26.9
1F 13.8


6月1日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回目
助手
4F 55.3
3F 39.7
2F 25.7
1F 12.6


6月5日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.0
3F 44.0
2F 29.6
1F 14.6


6月8日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
助手
4F 52.8
3F 38.1
2F 25.0
1F 12.5


6月12日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.7
3F 44.4
2F 28.9
1F 14.3


6月16日 栗東CW 良馬場 叩き一杯

佐藤哲三
7F 94.5
6F 77.7
5F 63.1
4F 50.0
3F 37.3
1F 12.4[9]


6月19日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.2
3F 41.3
2F 26.8
1F 13.4


6月22日 栗東CW 良馬場 叩き一杯

佐藤哲三
6F 80.5
5F 65.8
4F 51.9
3F 38.8
1F 12.6[8]


6月26日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 53.7
3F 39.2
2F 25.2
1F 12.1
 5月25日、前走から時計になる追い切りができるまでに随分と時間が経ちました。前走で最後まで追ったので疲れが残ったのでしょう。まだ出走予定の帝王賞まで1か月ありますし、十分ですね。

 6月1日、13-13程度の速いところを乗られました。まだ4週ありますから、このくらいで十分でしょう。

 6月5日、15-15でサッと流されました。順調に追い切りをこなせるというのが何よりですね。

 6月8日、強めに追われて速い時計を計時しました。いやぁ、惚れ惚れするいい動きですねぇ。まだまだエスポはやれますよ。次走帝王賞が楽しみです。

 6月12日、15-15で調整されています。ここまでは順調でなによりですね。

 6月16日、1週前追い切りですが、馬場の外側を通って破格の時計を計時しております。また、今回距離が2000mと長いので、長めに追われています。それにしても素晴らしい動きです。終いまでしっかりと伸びていますし。
 これなら前走以上ですし、フリオーソに逆転してくれるかも・・・と期待しちゃいますね。

 6月19日、ライバル・フリオーソの回避が発表されました。せっかくこれだけの状態なら、リベンジと行きたいところですが、やはり中途半端な状態では出せないというところでしょうか。
 この日エスポワールシチーは14-14程度で追い切られました。至って順調です。私の期待の愛馬フランベルジェとフェーラシュヴァルが週末大敗しましたので、やはりエスポに頼るしかありません。せめてスマートファルコンの2着は確保して欲しい。
 6月22日、最終追い切りをしました。先週16日が破格の時計だった為に若干物足りなく思えますが、オーバーワークもいけません。やや終いの伸びを欠いていますが、逃げ馬ですし問題ないでしょう。
 私ほっさんの追い切り評価は「A+」です。文句なしの調整過程と動きと思います。スマートファルコンに肉薄、或いは逆転もあるかも知れません。期待しています。
 デイリー馬三郎に安達昭夫調教師のコメントが載っていました。「いい感じで走っていた。あとは26日に坂路で軽くやれば仕上がると思う」ということです。順調ですね。

 6月26日、予定通り坂路で仕上げられました。いい動きですね。

●出馬確定表

2011年6月29日(水) 大 井 第11競走 ダート 2000m(外コース・右)20:10発走
農林水産大臣賞典(指定交流)
第34回 帝王賞JpnI4上選定馬重賞
(サラブレッド系 4歳以上 定量)
賞金 1着60,000,000円 2着21,000,000円 3着12,000,000円 4着6,000,000円 5着3,000,000円 
11R 出 馬 表


父 性齢
馬 名
母         毛色
(母 父)
馬主      生産牧場
調教師
(所属)
負担重量
騎 手
(所属)
成 績




着別成績
左回りダ
右回りダ
大 井ダ
競馬場(JはJRA)/競走日 馬場状態(ばんえいの場合は馬場水分)/ナイター区分 コース区分/距離
レース名
着順/頭数 人気 減量/騎手 負担重量(ばんえいの場合は積載重量)
馬番 馬体重 1着馬
タイム(1着馬との差、1着時は2着馬との差) コーナー通過順 上がり3Fタイム
      前 走             前々走             3走前             4走前             5走前      
1 1
ブライアンズタイム 牡 4
バーディバーディ
ホームスイートホーム 黒鹿毛
(Seeking the Gold)
里見美惠子 千代田牧場
池江寿
(JRA)
57.0
松岡正
(JRA)
3-0-1-5
 
 
  5-1-4-8
3-1-2-2
2-0-2-3
0-0-1-1
J東京06.11 重 左 1600
オアシスS3歳上オープン
3/15  1人 松岡正 58.0
8番 484 ナムラタイタン
1351(0.1) 8-7  36.3
J京都05.22 不良 右 1900
東海テレビ杯東海SGII
6/14  3人 幸英明 57.0
6番 490 ワンダーアキュート
1547(1.0) 6-5-8-7  35.9
J京都04.24 重 右 1800
アンタレスSGIII
3/13  2人 幸英明 58.0
11番 486 ゴルトブリッツ
1488(0.7) 6-6-3-4  36.4
J東京02.20 良 左 1600
フェブラリーSGI
3/16  4人 池添謙 57.0
5番 488 トランセンド
1366(0.2) 6-5  36.0
大井12.29 良 右 2000
東京大賞典JpnI
3/14  5人 池添謙 55.0
10番 482 スマートファルコン
2014(1.0) 3-3-3-3  38.1
2 2
クロコルージュ 牡 9
フィールドルージュ
メジロレーマー 鹿毛
(リンドシェーバー)
地田勝三 中田英樹
西園正
(JRA)
57.0
酒井学
(JRA)
0-0-1-1
 
 
  9-4-3-12
1-1-2-4
8-3-0-7
0-0-0-0
J京都05.22 不良 右 1900
東海テレビ杯東海SGII
出走取消  小林徹 58.0
7番 
J京都04.24 重 右 1800
アンタレスSGIII
競走中止  秋山真 58.0
1番 
浦和11.26 重 左 2000
彩の国浦和記念JpnII
4/11  2人 横山典 58.0
4番 488 スマートファルコン
2063(1.5) 6-7-7-4  38.6
園田11.03 良 右 1870
JBCクラシックJpnI
5/12  5人 岩田康 57.0
5番 499 ヴァーミリアン
1583(1.6) 11-11-8-7  36.3
J東京02.24 良 左 1600
フェブラリーSGI
競走中止  横山典 57.0
4番 
3 3
ブラックタイアフェアー 牡 9
ナリタブラック
ウェディングダイヤ 芦毛
(ブライアンズタイム)
廣藤政弘 吉田又治
雑賀正
(高知)
57.0
本橋孝
(船橋)
0-0-0-0
 
 
  12-10-11-55
0-0-1-12
12-10-10-38
0-0-0-0
門別06.16 良 ナ 右 1200
北海道スプリントカップJpnIII
10/13  12人 岡田祥 56.0
6番 500 マルカフリート
1138(2.3) 13-13  36.7
福山05.23 不良 右 2250
西日本グランプリ4歳上OP
2/10  9人 岡田祥 56.0
8番 490 ヒシウォーシイ
2308(1.2) 7-7-9-7  39.8
高知05.09 重 ナ 右 1600
英雄中岡慎太郎特別A-2
1/8  2人 岡田祥 56.0
8番 485 ニューオーザ
1480(0.7) 5-4-2-1  40.2
福山04.11 良 右 2250
福山桜花賞4歳上OP
7/10  5人 赤岡修 56.0
6番 487 クラマテング
2369(1.9) 10-10-10-7  40.5
名古屋03.21 不良 右 1900
名古屋大賞典JpnIII
12/12  8人 岡田祥 56.0
5番 490 エスポワールシチー
2065(8.1) 11-12-12-12  40.8
4 4
アサティス 牡 9
ボンネビルレコード
ダイワスタン 鹿毛
(マルゼンスキー)
塩田清 浜本幸雄
庄子連
(大井)
57.0
的場文
(大井)
8-10-6-20
 
 
  9-10-8-32
2-1-3-9
7-9-5-21
7-9-5-14
大井05.25 稍重 ナ 右 2600
大井記念4上オープン重賞
6/16  4人 的場文 58.0
2番 483 マズルブラスト
2460(1.0) 15-15-12-12  37.1
大井04.21 重 右 1800
’11ブリリアントカップ4上オ
4/16  4人 的場文 57.0
16番 487 ツルオカオウジ
1522(1.1) 8-10-12-10  37.4
大井02.16 不良 右 2000
金盃4上オープン重賞
8/16  2人 的場文 56.0
15番 488 スーパーパワー
2039(0.8) 14-14-11-10  37.7
大井12.29 良 右 2000
東京大賞典JpnI
9/14  8人 的場文 57.0
6番 486 スマートファルコン
2035(3.1) 9-9-9-10  39.6
大井12.01 稍重 ナ 右 1800
勝島王冠3上オープン重賞
2/15  1人 的場文 58.0
15番 484 スーパーパワー
1517(0.3) 9-9-11-10  37.3
5 5
アメリカンボス 牡 7
イーグルビスティー
スプリングプリティ 栗毛
(タヤスツヨシ)
備前島敏子 酒井静男
田中守
(高知)
57.0
戸崎圭
(大井)
2-2-3-18
 
 
  8-11-6-55
0-0-0-3
8-11-6-52
5-10-6-47
高知06.19 不良 ナ 右 1600
宿毛蛍湖まつり特別A-1選抜馬
4/6  1人 郷間勇 58.0
5番 470 プラネットワールド
1456(0.8) 3-4-3-4  39.7
高知05.21 稍重 ナ 右 1600
四万十の花菖蒲特別A-1選抜馬
1/8  1人 郷間勇 57.0
6番 463 ジョインアゲン
1465(0.0) 3-3-3-4  39.0
高知05.09 重 ナ 右 1600
福永洋一記念
1/11  6人 郷間勇 57.0
10番 463 ウィザードブラスト
1457(0.9) 5-5-4-1  39.4
高知04.23 不良 ナ 右 1600
東日本大震災被災地支援特別A-
1/6  3人 赤岡修 56.0
4番 468 ウィザードブラスト
1453(0.1) 3-3-1-2  38.4
高知04.09 不良 右 1900
二十四万石賞
7/10  4人 郷間勇 57.0
1番 462 アプローチアゲン
2071(1.1) 3-3-5-6  40.1
6 6
ゴールドアリュール 牡 6
スマートファルコン
ケイシュウハーブ 栗毛
(ミシシツピアン)
大川徹 岡田スタツド
小崎憲
(JRA)
57.0
武 豊
(JRA)
4-0-1-0
 
 
  18-4-1-5
7-2-1-1
10-2-0-1
1-1-0-1
船橋05.02 良 左 2400
ダイオライト記念JpnII
1/14  1人 武 豊 56.0
5番 500 カキツバタロイヤル
2332(1.6) 1-1-1-1  39.8
大井12.29 良 右 2000
東京大賞典JpnI
1/14  1人 武 豊 57.0
13番 502 フリオーソ
2004(0.3) 1-1-1-1  37.3
浦和11.24 稍重 左 2000
浦和記念JpnII
1/10  1人 武 豊 58.0
6番 500 ボランタス
2058(1.2) 1-1-1-1  36.7
船橋11.03 良 左 1800
JBCクラシックJpnI
1/13  4人 武 豊 57.0
13番 499 フリオーソ
1499(1.3) 1-1-1-1  39.3
船橋09.23 稍重 左 1800
日本テレビ盃JpnII
3/14  3人 武 豊 56.0
2番 501 フリオーソ
1493(0.5) 4-4-3-3  36.5
7
スキャターザゴールド 牡 4
シーズザゴールド
ユキノアサヒ 鹿毛
(Manila)
大典牧場(有) 秋田育成牧場
荒山勝
(大井)
57.0
今野忠
(川崎)
1-1-0-2
 
 
  5-2-1-5
0-0-0-1
5-2-1-4
4-2-0-3
大井05.25 稍重 ナ 右 2600
大井記念4上オープン重賞
5/16  5人 今野忠 58.0
12番 498 マズルブラスト
2459(0.9) 1-1-3-2  37.8
大井04.21 重 右 1800
’11ブリリアントカップ4上オ
5/16  2人 今野忠 59.0
12番 492 ツルオカオウジ
1523(1.2) 13-13-9-8  37.8
大井02.16 不良 右 2000
金盃4上オープン重賞
2/16  10人 今野忠 58.0
11番 487 スーパーパワー
2032(0.1) 9-9-9-7  37.8
川崎01.03 良 左 2100
報知オールスターカップA1下オ
12/13  6人 森泰斗 55.0
12番 490 ボランタス
2195(4.1) 7-7-9-13  42.3
水沢11.22 良 右 2000
ダービーグランプリ3歳
3/12  1人 関本淳 56.0
4番 490 ロックハンドスター
2134(0.6) 12-9-4-3  41.4
7 8
Exploit 牡 7
エーシンエヴァン
Eishin Buibui 黒鹿毛
(Sunday Silence)
廣瀬守克 Winchester
伊藤強
(笠松)
57.0
花本正
(笠松)
2-1-3-5
 
 
  7-11-6-27
0-2-1-8
7-9-4-16
0-0-0-0
福山05.23 不良 右 2250
西日本グランプリ4歳上OP
3/10  4人 花本正 56.0
7番 507 ヒシウォーシイ
2308(1.2) 6-6-4-2  39.9
船橋05.02 良 左 2400
ダイオライト記念JpnII
12/14  12人 花本正 56.0
14番 501 スマートファルコン
2410(7.8) 12-12-12-12  44.0
笠松04.08 稍重 右 1900
東海クラウンA1B級以上オープ
4/10  2人 濱口楠 58.0
9番 508 トウホクビジン
2021(0.9) 7-7-5-5  38.0
笠松03.18 良 右 1900
マーチカップ4歳以上オープン
2/9  3人 東川公 56.0
7番 508 マイネルアラバンサ
2045(0.8) 5-5-4-3  38.1
福山02.06 良 右 1600
マイル争覇3歳上
3/10  6人 花本正 57.0
10番 505 キングスゾーン
1447(0.4) 7-7-4-4  37.1
9
クロフネ 牡 6
タートルベイ
リキマドレード 芦毛
(Miswaki)
三宅靖夫 有限会社レキシントン
矢野義
(船橋)
57.0
御神訓
(大井)
0-0-1-3
 
 
  8-1-2-32
0-0-0-4
8-1-2-22
0-0-1-3
大井05.25 稍重 ナ 右 2600
大井記念4上オープン重賞
3/16  6人 御神訓 56.0
6番 508 マズルブラスト
2457(0.7) 13-11-7-7  37.3
船橋05.05 稍重 左 1600
かしわ記念JpnI
9/13  10人 御神訓 57.0
9番 503 フリオーソ
1415(3.3) 8-8-8-8  39.9
大井04.21 重 右 1800
’11ブリリアントカップ4上オ
6/16  5人 御神訓 57.0
11番 512 ツルオカオウジ
1524(1.3) 10-12-7-5  38.3
大井02.16 不良 右 2000
金盃4上オープン重賞
5/16  5人 吉原寛 56.0
7番 512 スーパーパワー
2035(0.4) 8-6-3-3  38.8
大井12.29 良 右 2000
東京大賞典JpnI
11/14  10人 御神訓 57.0
11番 515 スマートファルコン
2043(3.9) 10-10-10-9  40.4
8 10
ゼンノロブロイ 牡 4
マグニフィカ
フサイチエレガンス 鹿毛
(Rahy)
吉田照哉 社台ファーム
川島正
(船橋)
57.0
石崎駿
(船橋)
1-0-1-0
 
 
  6-0-2-6
2-0-0-5
4-0-2-1
4-0-2-1
船橋06.22 良 左 1600
京成盃グランドマイラーズ3上オ
7/13  2人 戸崎圭 56.0
5番 525 ディアーウィッシュ
1417(0.9) 3-3-3-4  39.6
川崎05.18 良 ナ 左 1600
川崎マイラーズA1下オープン
5/14  4人 吉田稔 59.0
6番 517 ザッハーマイン
1411(1.1) 1-1-1-1  39.7
大井04.21 重 右 1800
’11ブリリアントカップ4上オ
9/16  3人 戸崎圭 59.0
15番 519 ツルオカオウジ
1532(2.1) 4-4-3-3  39.4
川崎01.03 良 左 2100
報知オールスターカップA1下オ
11/13  2人 戸崎圭 56.0
10番 528 ボランタス
2190(3.6) 1-1-4-5  42.5
船橋11.03 良 左 1800
JBCクラシックJpnI
13/13  8人 今野忠 55.0
2番 528 スマートファルコン
1564(6.5) 6-6-9-11  44.0
11
ゴールドアリュール 牡 6
エスポワールシチー
エミネントシチー 栗毛
(ブライアンズタイム)
(株)友駿ホースク 幾千世牧場
安達昭
(JRA)
57.0
佐藤哲
(JRA)
9-4-2-4
 
 
  12-4-2-5
5-1-1-1
6-1-0-0
0-0-0-0
船橋05.05 稍重 左 1600
かしわ記念JpnI
3/13  1人 佐藤哲 57.0
10番 498 フリオーソ
1386(0.4) 5-5-4-3  37.7
名古屋03.21 不良 右 1900
名古屋大賞典JpnIII
1/12  1人 佐藤哲 59.0
4番 494 ワンダーアキュート
1584(0.4) 2-1-1-1  38.0
USA11.06 良 2000
ブリーダーズCクラシックGI
10/12  0人 佐藤哲 57.0
0番 計不 BLAME
(0.0) 
盛岡10.11 稍重 左 1600
マイルチャンピオンシップJpnI
2/12  1人 佐藤哲 57.0
3番 511 オーロマイスター
1353(0.5) 3-5  35.1
船橋05.05 良 左 1600
かしわ記念JpnI
1/14  1人 佐藤哲 57.0
12番 496 フリオーソ
1368(0.2) 3-3-3-3  36.1
レコード 2:00:4 スマートファルコン 57 武      豊 2010/12/29

これ以降は6月28日に作成

●騎手は佐藤哲三騎手 ほっさん評価 地方では「B-」 中央では「A+」

 鞍上は当然今回もエスポワールシチーの主戦・佐藤哲三騎手です。佐藤哲三騎手はつい先日(26日)、やはり自身が育てたアーネストリー(佐々木晶三厩舎)で宝塚記念GⅠを優勝。まさに今回のエスポワールシチーの理想とする2番手追走の早め抜け出しでなんとかこらえ切るというレースで勝ちました。正直、そこでかなりの運を使ってしまわれた気がして帝王賞が心配ですが、同じ結果を期待します。


 佐藤哲三(さとう てつぞう)は1970年9月17日生まれの40歳。1989年に吉岡八郎厩舎所属でデビュー。23年目。同期に田中勝春騎手、小野次郎騎手、角田晃一元騎手現調教師がいる。

 デビュー年は8勝で、2年目に27勝と勝ち星を増やした。1992年に朝日チャレンジカップGⅢで重賞初制覇(レットイットビー・吉岡八郎厩舎)。1994年12月21日付けでフリーとなる。1996年にマイネルマックスでGⅠ制覇。この年自己最多の70勝を上げた。

 2002年に通算500勝を突破。2003年にはタップダンスシチーでジャパンカップGⅠを優勝。2011年も自身の育成馬アーネストリーで宝塚記念GⅠを優勝。

 毎年途切れなく重賞を勝っており、目下16年連続記録更新中。この記録は称賛に値する。


 「職人肌のイメージだが、騎乗ぶりはスマートでソツがない。無理に出したり抑えたりせず、馬の気持ちに合わせるというスタイル。馬群の捌きは上々で、追う技術は水準級といったところか。考えながら騎乗し、レースでは余裕を感じさせる。スムーズに流れに乗せられるので、極端な後ろからの競馬がない。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

 真面目な性格で、インタビューでは細かく長く話してくれる。記者がまとめるのに苦労するほど。

 佐藤哲三といえばなんと言っても佐々木晶三師とのタッグである。2002年以降に挙げたJRA重賞27勝の内、19勝は佐々木晶三厩舎の所属馬で挙げたものである。そして佐々木晶三師と仲の良い安達昭夫師、西園正都師との縁も深い。


 2000年のラガーレグルスのゲート再審査の際、心無い観客がゲート近くの柵を叩く等の悪戯をした為ラガーレグルスは興奮。ゲート審査に不合格となりダービー出走が不可能になる。さらにゲート検査後、野次を飛ばした観客に激怒した佐藤がスタンドに向かって詰め寄り、JRA職員に止められる騒ぎとなる。

 人気馬を自ら潰しにかかる騎乗スタイルは、格上馬が出走すると最初から2着狙いが見られるようになったと言われる最近の騎手の中では珍しく、馬券派のファンから支持されている。

 大の競艇好きであり、ジョッキーの間では「哲三先生」と呼ばれるほど精通している(競艇専門誌「マクール」の「俺もボートファンだ!」でインタビューを受けている)。年末の賞金王決定戦特番に出演するなど、メディア露出は競艇関連が大多数を占めている。

 2004年の宝塚記念を勝利した際、使用していたゴーグル、鞭、更にはヘルメットまでも観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。2009年にはかしわ記念(エスポワールシチー)を勝利した際も鞭を観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。


 2011年6月28日現在、中央では868勝(内GⅠ6勝、重賞43勝)、勝率8.8パーセント、連対率18.2パーセントと騎乗馬の質を考えればたいしたもの。2010年は36勝、勝率8.4パーセントと若干低いが、エスポワールシチーやアーネストリーでGⅠや重賞を制覇している。それらを育てた手腕は超一流。


 2010月9月19日のスポーツニッポン紙・乗峯栄一氏のコラムでは次のように紹介されている。
雑誌の依頼で、ブリーダーズC挑戦エスポワールの佐藤哲三インタビューをやった。いや、佐藤哲三という騎手は凄い。「歩度を伸ばすことに努めていますが、歩度を伸ばすのはこちらとの信頼関係の中でエスポの自立心を育むことなんです」などと騎手コメントでは滅多に聞かない言葉がバンバン出てくる。個人的には十数年前の「競走馬騎乗はベニヤ板です」「ロンシャンボーイは風船抱えてました」など清山宏明語録以来の感動だ。佐藤哲三は「乗る」というより「馬を作る騎手」だ。だからそこをうまく了解する佐々木厩舎や安達厩舎だといい結果が出るということなんだろう。(以下省略)

 私も全く同意見である。


 海外遠征は2004年タップダンスシチーで凱旋門賞に出走しているがバゴの17着に敗れた。しかし、これはチャーターする予定であった飛行機が故障により離陸できないアクシデントに見舞われ、輸送が不可能となり、佐々木晶三調教師は一度は遠征を断念したものの一口馬主の会員には出走を望む声が多く、出走2日前出発の飛行機で輸送するスケジュールで遠征を敢行した為であり、これは度外視すべき結果である。


 ほっさん愛馬では最多の46戦14勝。オペラシチーの目黒記念GⅡをはじめ、エスポワールシチーのGⅠ5勝全て彼の騎乗。そのいぶし銀の腕前は衰えるどころか輝きを増している。

 ほっさん愛馬に騎乗していただいた経験としては、調教師の指示に従順で、ペースや出遅れなど構わず言われた通りの騎乗をする。一流と言われる騎手のほとんどは調教師の指示があってもペースやレース感などから突然自分が良かれと思う乗り方を選択し結果を出すが、佐藤哲三騎手はそういった騎乗はほとんどない。そういった面などが世間から一流と分け隔てられるところだろう。
 故に調教師の指示に従い、ペースが遅いのに直線一気になったり、流れが速くなりそうでもハナを主張したりするので批判の矢面に立たされることが多い。
 しかし、それが佐藤哲三騎手であって、私はそういう騎手がいることも大切と思う。


 ひと1倍ファンを大切にする騎手で、2011年の名古屋大賞典JpnⅢ優勝時には、ウィナーズサークルで色紙等を持っていた約50名を超えるファン全てがいなくなるまでサインに応じ、グズグズしていた私さえもサインをいただくことができた。

 普通の騎手なら、4、5枚程度書いてバイバイだが、佐藤哲三騎手の丁寧な対応は要領のいいファンだけでなく、弱者にもきちんと行き渡り非常に好感が持てる。

 また、その日の震災に伴う義援金募金活動では、地元名古屋の騎手に交じり、2着だった和田竜二騎手と最後の最後まで募金活動に参加。本来地元の騎手によるイベントだった為に関東の一部騎手が募金活動もせずに帰路につく中、最後の最後まで求められた握手に応じ(うちの子も握手していただいた)笑顔を絶やさなかった性格は人としても素晴らしいのひと言。

 そういった全てのことを含め、私は人間佐藤哲三の大ファンである。

 
 今回はスマートファルコンという強敵がいるが彼なら勝ちに行く騎乗をするだろう。その結果終いで垂れてバーディバーディに先着を許したとしてもそれは仕方ない。最初から2着を狙えば確実に取れるだろうがそんなものはいらないし、そうする騎手ではない。


 ほっさん愛馬での成績 46戦14勝

2004年 6月27日 オペラシチー     鶴橋特別 500万下  阪神芝2000m  1着1番人気
2004年 7月25日 オペラシチー     玄海特別 1000万下 小倉芝2000m  1着1番人気
2004年 9月11日 オペラシチー     朝日CC GⅢ      阪神芝2000m  7着/2番人気
2004年10月24日 オペラシチー     菊花賞 GⅠ       京都芝3000m  3着/6番人気
2005年 2月26日 オペラシチー     御堂筋S 1600万下  中山芝2500m  1着1番人気
2005年 3月26日 オペラシチー     日経賞 GⅡ       中山芝2500m  3着2番人気
2005年 4月24日 オペラシチー     メトロポリタンS OP   東京芝2400m  3着1番人気
2005年 5月21日 オペラシチー     目黒記念 GⅡ      東京芝2500m  1着1番人気
2005年 8月21日 オペラシチー     札幌記念 GⅡ      札幌芝2000m  7着/1番人気
2006年 1月22日 オペラシチー     AJCC GⅡ       中山芝2200m  5着/3番人気
2006年 2月12日 オペラシチー     ダイヤモンドS GⅢ   東京芝3400m  10着/4番人気
2006年 7月30日 ダブルダンスシチー 2歳新馬         小倉芝1200m  8着/3番人気
2006年 8月27日 ロンドンシチー    3歳未勝利        新潟ダ1200m  6着/7番人気
2006年10月29日 ダンシングシチー  2歳新馬          東京芝1600m  8着/9番人気
2007年 6月17日 フォレストシチー   3歳未勝利        阪神ダ1800m 13着/10番人気
2007年 6月30日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利        阪神ダ1800m  4着/5番人気
2007年 7月28日 マイセンシチー    3歳未勝利        小倉芝2600m 11着/9番人気
2007年 8月19日 チャーミングシチー  2歳新馬         小倉芝1800m 開催中止
2008年 3月 9日 エスポワールシチー 3歳新馬         阪神芝1600m  3着1番人気
2008年 3月29日 エスポワールシチー 3歳未勝利        阪神芝1400m  2着1番人気
2008年 4月12日 ダブルダンスシチー 1000万下        阪神ダ1800m  2着/5番人気
2008年 5月 3日 エスポワールシチー 3歳未勝利        京都芝1600m  6着/2番人気
2008年 5月11日 ダブルダンスシチー 桃山特別 1000万下 京都ダ1800m 11着/1番人気
2008年 6月21日 エスポワールシチー 3歳未勝利        阪神芝1400m  2着/4番人気
2008年 7月20日 エスポワールシチー 3歳未勝利        小倉芝1200m  1着1番人気
2008年 8月10日 エスポワールシチー 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m  7着/3番人気
2008年 9月27日 エスポワールシチー 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m  1着2番人気
2008年10月 4日 ダブルダンスシチー 500万下         阪神ダ1800m  9着/2番人気
2008年11月24日 エスポワールシチー トパーズS OP     京都ダ1800m  1着1番人気
2009年 1月25日 エスポワールシチー 平安S GⅢ       京都ダ1800m  2着1番人気
2009年 2月15日 ダブルダンスシチー 500万下         小倉ダ1700m  3着/3番人気
2009年 2月22日 エスポワールシチー フェブラリーS GⅠ   東京ダ1600m  4着/5番人気
2009年 3月 8日 ダブルダンスシチー 500万下         阪神ダ1400m 11着/6番人気
2009年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ   船橋ダ1600m  1着2番人気
2009年 5月17日 エクストラシチー   湯沢特別 500万下  新潟芝1200m 16着/14番人気
2009年10月12日 エスポワールシチー 南部杯 JpnⅠ     盛岡ダ1600m  1着2番人気
2009年12月 6日 エスポワールシチー JCダート GⅠ     阪神ダ1800m  1着1番人気
2010年 2月21日 エスポワールシチー フェブラリーS GⅠ   東京ダ1600m  1着1番人気
2010年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ   船橋ダ1600m  1着1番人気
2010年10月11日 エスポワールシチー 南部杯 JpnⅠ     盛岡ダ1600m   2着1番人気
2010年11月 6日 エスポワールシチー ブリーダーズカップ クラシック GⅠ 米チャーチルダウンズ ダ2000m 10着/7番人気
2011年 2月12日 セシリアシチー    3歳未勝利        京都ダ1800m  感冒により出走取消
2011年 3月19日 クレセントシチー   3歳未勝利        阪神ダ1400m   10着/13番人気
2011年 3月21日 エスポワールシチー 
名古屋大賞典 JpnⅢ 名古屋ダート1900m 1着1番人気
2011年 4月16日 クレセントシチー   3歳未勝利        阪神ダ1800m   8着/11番人気
2011年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ   船橋ダ1600m   3着/1番人気
2011年 5月15日 クレセントシチー   3歳未勝利        京都ダ1800m    
1着/7番人気
2011年 6月12日 クレセントシチー   3歳500万下       阪神ダ1800m   14着/8番人気


2011年3月21日、エスポワールシチーで名古屋大賞典JpnⅢを制し、優勝騎手インタビューを受ける佐藤哲三騎手(右)。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
エスポワールシチー 6月22日 栗東CW良 一杯 佐藤哲三 6F80.5-12.7 A+
スマートファルコン 6月26日 栗東坂路良 馬なり 50.5-12.8 B+
フィールドルージュ 6月24日 栗東坂路良 一杯 助手 52.9-13.0
バーディバーディ 6月25日 栗東坂路良 馬なり 助手 52.9-12.4 B-
 追い切りの動きや調整過程はエスポワールシチーが断トツです。スマートファルコンは全て馬なりの仕上げで緩いですし、バーディバーディも軽め調整です。正直、GⅠを勝とうという調整ではないような気がします。そもそもバーディバーディは補欠の2番手で難しい立場でしたし。

●ほっさん予想

エスポワールシチー

 昨秋の海外遠征後大きく調子を崩し、JpnⅢ級の名古屋大賞典ではさすがに圧勝したが、得意のマイル、かしわ記念JpnⅠではフリオーソだけでなく、格下のラヴェリータにも先着を許す。

 今年で6歳ということもあり、全盛期ほどの動きはないが、それでもまだまだJpnⅠ級の競走でも力は上位。勝てなくてもそれなりの賞金はくわえてきてくれるだろう。

 今回は前走で敗れたフリオーソとの対戦を楽しみにしていたが直前で疲労が抜けきれず回避。

 実質相手は、初対戦となるダート3強(エスポ、トランセンド、スマートファルコン)の一角スマートファルコンのみとなった。向こうは基本的に弱いメンバーと戦ってきたとはいえここにきての充実度は目立つ。

 同じゴールドアリュール産駒として負けたくはないが、距離も向こうは適距離。やはり常識的にはエスポ2番人気で仕方ない。


 スマートファルコン以外に負けたのであればさすがにショックは大きいです。3番手評価のバーディバーディも実績で見劣りますし、何よりも調整が軽すぎます。補欠の2番手という難しい立場から、出走と回避と両睨みで調整をしなければならず、目一杯に仕上げられていません。こんな状態の格下馬には負けて欲しくないですね。

 常識的には2着以内。あとは展開ですね。

オーロマイスター(回避)

 昨秋、南部杯ではエスポが不覚を取ったものの、あれが最初で最後。そこで燃え尽きたのか、以降全くいいところなし。前回対戦のかしわ記念ではエスポやフリオーソとは明らかに差のある5着。距離も不安でお呼びでない。

ゴルトブリッツ(別のレースに出走する為に回避)

 キャロットクラブ所属馬にして、我が愛馬アフロディーテの半兄。超晩成血統なので勝ち上がりは地方だが、中央転厩後格上挑戦のjpnⅠ東京大賞典を除いて4戦4勝。500万、1000万、1600万、重賞と勝ち上がってきた。

 しかし、前走の東海Sでは完敗の5着。エスポワールシチーが3月に名古屋で完勝したワンダーアキュートに敗れている。

 また、スマートファルコンとも昨年末の東京大賞典で完敗。まだJpnⅠクラスでは経験不足と思われる。しかし、若さが魅力の上がり馬。一発があっても不思議はない。

シルクメビウス(6月21日に故障の為回避)

 一昨年のジャパンカッブダートでは勝ったエスポワールシチーの2着。そこから東海S GⅡとブリーダーズGC JpnⅡは制したものの、そこまで。特に東海Sでは後に中央のGⅠを2勝し、ドバイワールドカップで2着に入った今年の最優秀ダートホース筆頭候補のトランセンドを破ったが、逆に以降は完敗している。

 またスマートファルコンにも完敗続きで、とてもJpnⅠに手が届くとは思えない。

スマートファルコン

 現在4連勝中。以前は地方のJpnⅡ、Ⅲクラスで賞金を荒稼ぎしていたが、現在充実期。昨秋はJBCクラシックでフリオーソに圧勝。年末の東京大賞典でもフリオーソを寄せ付けず、前走は距離の関係でダイオライト記念に回ったが2着に8馬身差をつけ圧勝。

 フリオーソを全く相手にしなかったわけであるから、そのフリオーソに前走敗れたエスポワールシチーとの力関係は常識的に、

スマートファルコン > フリオーソ > エスポワールシチー

となるだろう。

 エスポとしては勝って一矢を報いたい。


 追い切りはGⅠなのに馬なり調整ばかりで軽すぎる気がするが、26日には坂路で4F50.5秒の好時計を計時。それにしても何か引っかかる。

フィールドルージュ

 あれ?まだ居たの?という感じの馬。2年半ほど怪我でブランクがあり、復帰戦のアンタレスSは競走中止。続く東海Sは取消と結局まともに走っていない。

 しかし、すでに9歳でブランクを考えても掲示板すらも厳しいと思われる。

 追い切りの動きもGⅠ級ではなく、勝ち負けは無理。

ピイラニハイウェイ(回避)

 前走はハンデ戦のオープン特別で斤量56.0と恵まれているのに6着。GⅢ級になると勝ち馬から大きく離され、GⅠ級の今回出番は見込めない。

バーディバーディ

 今年のフェブラリーSでは勝ったトランセンドに迫る3着。しかしその後別定線の重賞ではゴルトブリッツに0.7秒差、ワンダーアキュートに1.0秒差と完敗している。

 ワンダーアキュートを基準に考えた場合、エスポワールシチーは同馬を名古屋大賞典で完全に負かしているので、バーディバーディはエスポの敵ではないと考えられる。


 また、補欠の2番手という微妙な立場から、目一杯に仕上げることができず、馬なりばかりの調整。重賞でもワンパンチ足りない馬が、この状態で超一流に食い込めるかというと疑問。

 問題は騎手が優勝を狙わずに2着狙いをして来た時。この場合、勝ちに行って垂れたエスポ或いはスマファルを食いつぶす可能性がある。

フリオーソ(確定前に取消)

 前走はついにエスポワールシチーを破ってかしわ記念を制覇。7歳になって充実期を迎えているが、スマートファルコンとは最近分が悪い。
スマートファルコン
エスポワールシチー
バーディバーディ
なし
 悔しいですが、距離的にも昨今の走りからも、こう予想するのが自然でしょう。ただ、スマートファルコンは追い切りが軽すぎますし、正直、ダイオライトでのレコードVの疲労が残っているのではないでしょうか。それならエスポも逆転は可能だと思いますが。

 また、エスポは前走は出遅れていますし、距離も大勝した名古屋大賞典は1900mでした。距離不安が囁かれますが、全くやれないこともないでしょう。悔いのないレースをして欲しいですね。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

本誌の見解

スマートファルコンVSエスポワールシチー。ゴールデンウィークの船橋開催で実現しなかった直接対決が、ここTCKで競演。ドバイWC②着で、フェブラリーS勝ちの現チャンピオンのトランセンドはいないが、ハイレベルの暫定王者を決めるのに相応しい舞台が整った。一騎打ちが濃厚なだけに、③着争いが焦点。フリオーソが回避し、南関東勢は手薄。やはりJRA勢に注目で、その1番手はバーディバーディだろう。



予想家の印
馬名 竹内 大木 善林
バーディバーディ
フィールドルージュ
ボンネビルレコード
スマートファルコン
シーズザゴールド △△ △△
タートルベイ △△
マグニフィカ
エスポワールシチー
二重△は△△で処理
あとは無印



展開予想

平均ペース
逃げ 6
好位 11,10,1
中団 2,9,7,4
差し 8,5,3

netkeiba.com

帝王賞データ分析


※データは過去10年分(2001〜2010)を参照

◆優勝馬の所属
JRA…5勝
船橋…5勝

◆優勝馬の年齢
4歳…1勝
5歳…5勝
6歳…2勝
7歳…2勝

◆優勝馬の性別
牡馬…9勝
牝馬…1勝

◆優勝馬の父系
Mr.Prospector系
┣エルコンドルパサー(ヴァーミリアン)
┗ティンバーカントリー(アドマイヤドン)

Northern Dancer系
┣アサティス(ボンネビルレコード)
┗アジュディケーティング(アジュディミツオー)

Hail to Reason系
┗ブライアンズタイム(フリオーソ×2回、タイムパラドックス)

その他
┣Honour and Glory(ネームヴァリュー)
┣ペキンリュウエン(マキバスナイパー)
┗パラダイスクリーク(カネツフルーヴ)

◆勝利騎手
武豊…2勝
戸崎圭太…2勝
K.デザーモ…1勝
松永幹夫…1勝
佐藤隆…1勝
内田博幸…1勝
安藤勝己…1勝
的場文男…1勝

◆優勝馬の人気
1人気…3勝
2人気…2勝
4人気…1勝
5人気…2勝
6人気…1勝
7人気…1勝

◆優勝馬の前走
かしわ記念…2勝
東海S…2勝
大井記念…2勝
ダイオライト記念…1勝
フェブラリーS…1勝
JRAオープン特別…1勝
ドバイワールドカップ…1勝

◆人気馬の着順
1人気…3-2-1-4
2人気…2-2-0-6
3人気…0-1-3-6

◆配当
単勝平均868円
┣最低配当130円
(04年アドマイヤドン)
┗最高配当2,510円
(03年ネームヴァリュー)

馬連平均2,327円
┣最低配当160円(06年)
┗最高配当6,550円(02年)

3連単平均44,458円
┣最低配当1,080円(09年)
┗最高配当161,830円(10年)

◆帝王賞まとめ
 ダート路線の上半期を締めくくる一戦。過去の勝ち馬にはいずれ劣らぬ名馬がずらりと並ぶが、意外なことに過去10年で1番人気は3勝連対率50%、2番人気は2勝連対率40%という成績。人気で大きく敗れるケースの大半が、過去の実績を買われながらも、すでに馬自身が往時の状態になかったというもの。このレースが分水嶺となり、その後勝てないままというケースも少なくない点は、先々においても興味深い傾向だ。

 逆に言えば、今が充実期に当たる、或いはこれから充実期を迎えるような馬が勝利を収める傾向が強い。世代別には5歳馬が最多の5勝を挙げていることもその表れのひとつであるが、今年は5歳馬の出走がなく、判断の見極めがポイントとなるだろう。

 今年の帝王賞はスマートファルコンとエスポワールシチーの一騎討ちムード。両者6歳ながら意外にもこれが初対決になるが、過去10年でも1、2番人気のワンツーは1度しかない点は気になるところ。加えて過去10年の全連対馬にダート2000メートル以上で連対実績があるというのは、これに該当しないエスポワールシチーにとっては嫌なデータである。

ほっさんコメント

 エスポワールシチーにとって嫌なデータが並びますが、そんな状況を何度も打ち破ってきたエスポです。今回も勝ってくれると思います。上記”まとめ”のこのレースが分水嶺となり・・・辺りは見たくないデータですね。

UMAJIN.net

29日、大井競馬場のメインレースとして、南関4頭、中央4頭、他地区3頭の計11頭で争われる交流GI・第34回帝王賞(GI・ダ2000m)が、行なわれる。08、10年の覇者であるフリオーソは回避することとなってしまったものの、交流GIの覇者が5頭も揃ったこの一戦の展望をお届けしたい。

 主役は、GI2勝を含む交流重賞4連勝中のスマートファルコンだ。4カ月ぶりの復帰戦となった前走のダイオライト記念だったが、2着に8馬身差をつける大楽勝。その後は短期放牧でひと息入れ、6月1日から6月を目一杯使って入念に乗り込まれてきた。26日の最終追い切りは、栗東・坂路で馬なりのまま4F50秒5という破格の時計をマーク。久々の前走より確実に状態は上で、さらに連勝を伸ばす可能性は非常に高いと考えて良さそうだ。

 3連覇がかかった前走のかしわ記念はよもやの3着に終わったものの、GI5勝の実績は最上位のエスポワールシチーが相手筆頭だろう。この中間は、坂路・CWを併用して調整され、再三に渡って好時計をマーク。16日、22日には佐藤騎手が自ら騎乗して好感触を得ており、実績のないコース、距離さえ克服できればスマートファルコンを脅かす存在となりそうだ。

 大井からは、6年連続の出走となるボンネビルレコードが参戦する。今年で9歳となり、08年日本テレビ盃を最後に2年9カ月勝ち星から遠ざかっているが、過去5年5.1.2.3.3着と好相性の一戦で、大復活劇を見せるのか注目だ。

 船橋から参戦のマグニフィカは、昨夏のジャパンダートダービー以来、勝利に恵まれていない。しかも、13.11.9.5.7着と見せ場すら作れておらず、強力な中央勢が相手となる今回はさすがに厳しいか。

 もう一頭のGIホースである中央のフィールドルージュは、2年5カ月の長期休養明けとなったアンタレスSはまさかの競走中止、次走の東海Sは出走取消と悪い流れが続いている。中間の調教を見ても本調子には今一歩で、完全復活はまだ先となりそうだ。

 このメンバーなら、GIでの連対実績はないものの、ダートでは常に安定して走っているバーディバーディの方が上位争いに加わってくる可能性が高そうだ。前走のオアシスSから中1週半とレース間隔は詰まっているが、25日に栗東・坂路で4F52秒9を馬なりの手応えでマークしたように、好状態を保っている。年末年始の東京大賞典、フェブラリーSで連続3着と強豪相手にも善戦しており、最内枠からスムーズに力を出し切れれば、2強の次に来てもいいのではないか。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

エスポワールシチー(3着)

 「ゲートを出る際に滑ってしまい後手を踏みましたが、まだトモが本調子ではなく差を詰めることができませんでした。」(安達昭夫調教師・競馬ブック)

これ以降は7月1日に作成

●当日現地観戦予定で口取りを申込み当選しましたが、キャンセルしました

 帝王賞当日は前走後から私は現地応援すると言い続け、口取りに応募。ラッキーにもGⅠ初の口取りを経験させていただいたフェブラリーS以来当選させていただきました。

 エスポワールシチーの状態も上向いていましたし、逆にスマートファルコンは前走のレコード勝ちの反動や、若干いつもよりも調教が軽かったことなどから、逆転もありうるとドキドキワクワクしていたのですが、6月24日に次女が熱性けいれんを発症し、救急車で病院に搬送。一時帰宅したものの、再発し再び救急車で搬送、そのまま入院となりました。

 さすがにこの状態で関西の私が関東まで遠征することはできず、無念の遠征断念をすることになりました。家族は私の競馬という趣味(それ以外も多趣味ですが)を理解し、愛馬が出走する時は競馬場まで来て一緒に応援してくれます。そんな中、入院している娘をほっておいて競馬の為に上京することはできません。

 そこで、週明けの月曜日の朝イチに友駿ホースクラブに電話をいたしまして、そういった事情なので当日大井競馬場に行くことは出来ず、口取りの権利に当選させていただきながら申し訳ございませんが、キャンセルをして欲しいと連絡を入れました。

 この時対応していただいた口取り担当とおっしゃる女性の従業員の方は実に丁寧な優しい対応で、無理なことをお願いしているにもかかわらず、親切にしていただきました。友駿ホースクラブというクラブは不可解なことが多く、不満もたくさんありますが、こういった素晴らしい社員さんもたくさんいらっしゃいます。

 早期にキャンセルすることで、どなたかに口取りの権利が1枠行ってくれればいいなぁと思っていましたら、BigBearさんがご報告していただいた話によりますと、当日は広島から来られてエスポの権利を10口持っていらっしゃる方(すげー)が、私の代わりに口取りの権利を取得され現地で観戦されたと言う事で、ホッとしています。

 ただ、結果は2着と言う事で残念でしたが・・・。


 そんなこんなで、今回は現地に行けませんでした。早くから行くと言っていたので、雲雀さんをはじめ多くの方にご迷惑をおかけしました。私としてもエスポももう6歳でいつまで走れるかわかりませんし、1走でも多く、貴重なGⅠ愛馬の姿をこの目に焼き付けようと思っています。ですので今回の帝王賞に行けなかったことは非常に残念でした。また、敗れたとはいえエスポらしいいいレースでしたので、余計に悔しいです。

 次走は現在未定ですが、10月10日に今年は東京競馬場で行われる南部杯JpnⅠあたりが有力だと思います。次は是非行きたいです。

●レース 

 前走のかしわ記念ではスタートで大きく出遅れた我らが愛馬エスポワールシチーですが、今回はいいスタートを切ります。そこからなぜかなかなか内には入らずに外目を走ります(ファンサービスか?)。

 内では断トツ1番人気のスマートファルコンが抜群のスタートからハナを奪います。地方のマグニフィカも前を窺い2番手をキープ。3番手にエスポワールシチー、4番手に3番人気のバーディバーデイという隊列になります。そこから5番手以下は20馬身以上の差が開きます。

 3コーナーの手前では早くも地方のマグニフィカがオーバーペースで脱落。エスポワールシチーは気持ち良くラップを刻む武豊騎乗のスマートファルコンに必死に食い下がります。

 しかし、残り600mを切った辺りでスマートファルコンは馬なりで加速。もうエスポワールシチーは追いつけません。後ろのバーディバーディはここでもうムチが入りこの時点でエスポは2着確定と思いました。

 スマートファルコンは結局1度もムチを使わずに9馬身差をつけ圧勝。最後は手綱を抑える余裕を見せつけられました。逆にスマートファルコンを追い続けたエスボワールシチーは終いで脚が上がり、後ろのバーディバーディの強襲を受け、なんとかギリギリ凌ぎ切り2着を確保。やはり若い馬の勢いに押されがちです。

●時計の評価

 今回のエスポワールシチーの走破時計2分02秒9は、帝王賞の勝ちタイムの最高が2006年にアジュディミツオーがカネヒキリを負かした時に叩きだした2分02秒8ですから、それ以外の年なら勝っていたことになるくらい優秀なタイムです。これで9馬身も引き離されるわけですから、相手が悪かったとしか言いようがありません。

 勝ったスマートファルコンはあれだけのハイラップを刻みながら最後は36.0秒の上がりで締めています。これは後ろからではどうしようもないですね。決して楽に逃げていたわけでもなく、格が違う感じです。海外に行ってくれればいいのに(笑)。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスポワールシチー(2着)

 「もうちょっと。好調に持っていくのに1年かけてやってきた馬。(海外遠征などで)調子がまだ戻り切っていない。それでも大崩れしないのだから。これで我慢しながらやっていくしかない。立て直して秋に何とか」(佐藤哲三騎手・日刊スポーツ)

 「左脚の回転がひと息だから、外に馬(マグニフィカ)を置いてみたけど、それでも頭を上げてしまって…。踏ん張りは利くようになってきたし、かしわ記念(3着)と比べても良くなってきた。ただ、好調に戻るまで時間がかかる馬。長い目で見てほしい」(佐藤哲三騎手・サンケイスポーツ)

バーディバーディ(3着)

 「夏場は弱いタイプで前走の方が状態は良かった。涼しくなればもう一段階良くなるし、1着は強いが2着には力負けとは思っていない。」(松岡正海騎手・スポーツニッポン)
 こら、まさみッ!!

●専門誌のレース評価

ウェブハロン

「規格外の馬ですね」
 レース後のインタビューで、小崎憲調教師はスマートファルコンをそう評した。管理している調教師ですら、この馬がどれほど強いのか、あるいは今後どこまで強くなるのかわからない、そう言いたげな驚きの表情を見せた。
 昨年のJBCクラシックJpnⅠから無敵の4連勝で迎えたこの帝王賞JpnⅠ。単勝1.2倍の断然人気に支持されたスマートファルコンは、今回もスタートから果敢にハナを奪った。続いたのは、マグニフィカ、エスポワールシチー、バーディバーディと、ダートグレードで実績のあるの馬のみ。5番手以下はかなり離されての追走となった。
 3コーナーではエスポワールシチーが直後まで迫ったが、直線を向いてからのスマートファルコンは圧巻だった。軽く追い出されるとみるみるうちにエスポワールシチーとの差を広げ、最後は手綱を抑えてのゴール。バーディバーディに迫られたエスポーワールシチーは2着に粘るのがやっとで、スマートファルコンとは9馬身もの差がついていた。
 同じ6歳、同じダート路線を歩みながら、これまで一度も対戦することがなかった、いわばチャンピオンホース同士の初対戦は、圧倒的な着差をもって決着がついた。
 スマートファルコンがどれほど規格外なのかは、数字を見ただけでも一目瞭然だ。
 まずは勝ちタイム。東京大賞典JpnⅠで叩きだした2分00秒4は、アジュディミツオーがカネヒキリを負かした帝王賞でのレコードを一気に1秒7も縮めるものだった。しかしこのときは、開催全体で1秒かそれ以上タイムが速かったことも指摘された。今回、さすがにそのレコードを上回ることはなかったものの、2分01秒1はあらためてスマートファルコンの並外れたスピード能力を示すもの。
 9馬身離されたエスポワールシチーのタイムが2分02秒9。過去の帝王賞の勝ちタイムで2分03秒を切ったのは、先のアジュディミツオーのときしかない。このエスポワールシチーのタイムですら、大井の2000メートルとしては相当に優秀なものなのだ。
 ラップタイムもすごい。スタートして2ハロン目が11秒0。ダート2000メートルのレースでさすがにこれを制して逃げられる馬はいないだろうし、仮にいたとすればそれは暴走でしかなく、レース自体を壊すことになってしまう。そして前半1000メートルの通過が59秒8。東京大賞典のときの58秒9には及ばないものの、それでもかなり早い。それでいて上り3ハロンは36秒0で、最後から2ハロン目では11秒3を記録している。これは4コーナーから直線を向いたあたりで、ここで追い出されてエスポワールシチーを一気に突き放したわけだ。最後の200メートルは手綱を抑えて12秒1だから、追われていればもっとタイムが出たかもしれない。
 結果的に8着に沈んでしまうのだが、マグニフィカもよく3コーナー手前まで2番手を追走したものと思う。今回と同じ石崎駿騎手が騎乗して暴走気味に逃げた東京ダービー(3着)のときの前半1000メートルが61秒7だから、それより1秒以上速いタイムで走っていたことになる。
 そして地方勢の最先着は、4着のボンネビルレコード。帝王賞には6年連続で出走して、5、1、2、3、3、4着と、掲示板を一度も外していないのは立派というほかない。
 さて、スマートファルコンだが、このあと夏は完全休養し、来春のドバイワールドカップを目指してローテーションを組んでいくという。今年もドバイ挑戦を視野に入れていたが、東京大賞典の反動があって遠征を自重しただけに、陣営にとっては来年こそという思いがあるようだ。
 ただそのハードルは、決して低いものではない。昨年からドバイワールドカップの舞台がオールウェザーの馬場になったことで、日本からも芝の一線級の馬たちが世界最高賞金のレースを目指すようになったからだ。さらには今年、日本のヴィクトワールピサが勝ったことによって、ドバイを目指す馬は確実に増えることだろう。
 地方のダートグレードを中心に使われてきたスマートファルコンにはJpnのタイトルしかない。日本馬の枠が何頭と決まっているわけではないものの、日本から芝のGⅠ馬が何頭もエントリーするようであれば、スマートファルコンにも国際グレードのタイトルに加え、さらに高いレーティングが求められることになる。
 ドバイへ向け、スマートファルコンにとっては、またあらたな挑戦が始まることになる。

●気になる賞金は

 帝王賞の2着賞金は2100万円です。多少の出走手当は付きますが、ほぼこの金額で考えて良いでしょう。名古屋大賞典JpnⅢを勝った時の賞金が21150000円で1口配当が27163円でしたから、ほぼこれと同額ではないでしょうか。嬉しいですね。

●今後の展望

 今回の走破時計などから、ダートの中距離でもやれることはわかりました。しかし、スマートファルコンとはもはやかなりの力差があります。

 とはいえ、スマートファルコンとてダート中距離の全レースに出走するわけではなく、不在であれば当然勝ち負けを意識できるでしょうし、そういったチャンスはこれからたくさんあると思います。

 また、徐々に良くなってきたとはいえ、エスポワールシチー自体の調子はまだ最高ではありません。エスポももっと調子が上がればスマートファルコンと逆転とまでは行かなくても9馬身差ということはないと思います。

 私はエスポが衰えたのではなく、今回は相手が強過ぎたと思っています。ただ、同じような路線を行く馬ですから、これから何度もエスポの前に立ちはだかるでしょう。正直、嫌ですね(笑)。

●最後に

 今回、負けたことは仕方がありませんが、時計も良かったですし、何よりも2着を確保できたことはいろんな意味で大きいですね。

 もちろん、いただける賞金が2着と3着ではほぼ倍違います。そしてなによりも重賞での2着は収得賞金として加算されることが大きいです。エスポは本賞金は多いですが、レース約1年以内の収得賞金はレースの出否に大きく影響します。2年前にフェブラリーSを勝ったサクセスブロッケンが同年のJBCクラシックを除外になったりと強い馬でも目標のレースに出走出来ない場合があります。

 エスポワールシチーはこれで名古屋大賞典の1着と今回の2着分の収得賞金がありますから、それなりに思ったレースに出走することができるでしょう。そういう意味でも大きな2着でした。


 とにかく大きな故障もなく無事是名馬のエスポワールシチー。しかし、年齢的にも大きな故障をすればすぐに引退という言葉がでてくるでしょう。いつ何があるかわかりませんし、この私が巡り合った素晴らしい名馬の走りを1つでも多く堪能したいですから、次こそは現地に応援に駆けつけたいと思います。


 秋はジャパンカップダートが最大の目標になると思われます。ここでは屈辱の4番人気あたりになりそうですが(上はトランセンド、スマートファルコン、フリオーソ)、勝った実績のあるレースでアッと言わせたいですね。

 まだまだ勝負は終わっていませんよ。


 頑張れエスポワールシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2011年5月17日立ち上げ 25日、6月1日、6日、8日、10日、12日、14日、15日、16日、20日、22日、23日、24日、26日、28日、30日、7月1日加筆
エスポワールシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年 5月 5日 第23戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (3着1番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

2011年 3月21日 第22戦 名古屋大賞典 JpnⅢ 名古屋ダ1900m (1着1番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

2010年11月 6日 第21戦 ブリーダーズカップ クラシック GⅠ チャーチルダウンズ ダ2000m (10着/7番人気)

2010年10月11日 第20戦 マイルチャンピオンシップ南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m (2着1番人気

2010年 5月 5日 第19戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (1着1番人気

2010年 2月21日 第18戦 フェブラリーステークス GⅠ 東京ダ1600m (1着1番人気) 写真多数付き現地レポート

2009年12月 6日 第17戦 ジャパンカップダート GⅠ 阪神ダ1800m (1着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

2009年10月12日 第16戦 マイルチャンピオンシップ南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m (1着2番人気

2009年 5月 5日 第15戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (1着2番人気) 写真多数付き 現地レポート

2009年 3月29日 第14戦 マーチステークス GⅢ 中山ダ1800m (1着1番人気

2009年 2月22日 第13戦 フェブラリーステークス GⅠ 東京ダ1600m (4着/5番人気) 写真多数付き 現地レポート

2009年 1月25日 第12戦 平安ステークス GⅢ 京都ダ1800m (2着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年11月24日 第11戦 トパーズステークス オープン 京都ダ1800m (1着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年11月 2日 第10戦 錦秋ステークス 1600万下 東京ダ1600m (1着1番人気

2008年 9月27日 第9戦 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m (1着2番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年 8月30日 第8戦 500万下 小倉ダ1700m (1着/4番人気)

2008年 8月10日 第7戦 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m (7着/3番人気)

2008年 7月20日 第6戦 3歳未勝利 小倉芝1200m (1着1番人気

2008年 6月21日 第5戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着/4番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年 5月 3日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1600m (6着/2番人気

2008年 4月20日 第3戦 3歳未勝利 福島芝1800m (5着1番人気

2008年 3月29日 第2戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着1番人気

2008年 3月 9日 デビュー戦 3歳新馬 阪神芝1600m (3着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

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